保育所、J-VILLAGE、ハローワークなど福島を訪問

今日は衆議院厚生労働委員会の委員派遣で福島へ。朝8時8分発の‘やまびこ’で郡山で降り、「福島県農業総合センター」で食品の放射性物質検査の課程を見させて頂きました。福島県で販売に供される農水産物(この日は野菜でした)を細かく裁断し、4台の分析機器をフル稼働して検査しています。今月末には、更に6台を導入して検査を行っていくそうです。検査と県内の畜能力との関係やBSE検査と同時にできないかなど意見交換をしました。
「郡山市日和田保育所」では、園庭の表土除去について説明を聞きました。ここでは表土を除去したことにより、7~8割の放射線量の減少効果がありました。私は「3・11以降、子どもたちの様子で変わったところは何か」伺いました。子どもたちは外に出たがらない、保育士のそばにいたがるとのことでした。スキンシップや読み聞かせなどをするなど、一生懸命保育に取り組んでいらっしゃる様子が伝わってきました。子どもの生活は原発事故で大きく変わってしまったのです。
ハローワーク郡山では雇用情勢について聞きました。雇用保険が切れ始める10月が節目。原発収束のメドがつかなければ、避難者の就労も踏み出すのが難しいのが現状です。
最後、楢葉町にある‘J-VILLAGE’へ。ここは、福島第一、第二原発への人員および物資の輸送の拠点となっています。1日約3000人の作業員がここで、着替えをし、スクリーニングを受けています。身体序染のテント、治療の部屋も視察しました。暑い日は熱中症患者が運ばれてくるとのこと。これだけ多くの人が出入りをしており、作業員の放射線管理を徹底しなければならないと感じました。
福島における就労、農産物、子どもの生活・・。すべては原発の収束の推移によっているということを思い知らされました。国はできることを最大限に努力して実行していかなければならないと思います。