フルナリジン追加レポート

10月27日衆議院厚生労働委員会で質問をしたフルナリジンについて追加レポートを書き込みます。

小児難病の小児交互性片麻痺という疾患があります。発作性に片麻痺あるいは四肢麻痺をきたし、原因はわかっていない。発作は生後18ヶ月以前に発症し、左右いずれか一方から始まり、他方に移行し、四肢麻痺となったりする。硬直発作、眼球運動異常、けいれん発作、自律神経異常及び知的障害を伴うことがある疾患であります。

治療に関しては、抗けいれん剤や偏頭痛治療剤などが用いられており、現在フルナリジンが最も効果があり、発作時間短縮、発作強度の減少が認められていることがわかっています。
国立精神神経センター武蔵病院小児神経科 佐々木征行先生らが全国の集計を行い、第42回小児神経学会で発表した報告によると対象の60%余りに発作持続時間のの短縮や発作強度の軽度化が認められています。

しかし、このフルナリジンはその適応が脳梗塞後遺症や脳出血後遺症に伴う慢性脳循環障害による諸症状の改善とされており、再評価においてその申請がなく、平成11年秋より日本国内において販売中止となりました。
結果として小児交互性片麻痺の患者では薬剤の服用の中断が余儀なくされており、悪化を引き起こしているケースが存在しています。親の会の方々より何とか入手が容易にならないかと言う要望があります。

医薬品の製造販売にかかわる承認の申請は企業の判断によるわけですが、このようなまれな疾患に関しての治療薬は何らかの国の対応が必要ではないかという質問を致しました。

これに対し、厚生労働省より「希少疾病用医薬品、いわゆるオーファンの指定をして優先的に審査をしたいと考えているという答弁を得ました。

引き続き、難病の問題は自分自身のテーマとしていくつもりです。