がん対策推進基本法の勉強会

今日15時10分から東大病院放射線科助教授/緩和ケア診療部長の中川恵一氏を迎え、がん対策推進基本法の勉強会が開催されました。同基本法は公明党が主導して今国会で成立させた法律です。
中川先生からは日本におけるがん治療の現状。がん治療には手術と抗がん剤治療と放射線治療の3種類あるが、これまで胃がんが多かったために治療は手術中心であった。冷蔵庫と衛生環境の改善で胃がん・子宮がんは減り、大腸がん・乳がん・前立腺がんなどが増加するという‘がんの欧米化’がおこった。こうしたがんには放射線治療が有効であるが、現在放射線治療専門医が絶対的に不足している。放射線治療の品質管理の専門家も足りない。緩和ケアにおいては医師に対する教育が十分に行われておらず「日本は世界一痛い国」である。日本はがん治療においては先進国どころか途上国であるという厳しい現実を語って頂きました。
法律ができたことは画期的なことです。しかし、これから本当のがん対策を推進していかなければならないと感じました。