認知行動療法研修を視察 川崎社会保険病院へも

今日は午後、川崎社会保険病院へ公明党川崎市議団と訪問し、山本泰久病院長らより、存続問題や医師不足の現状について伺いました。同病院では現在、医師の不在により、産婦人科、小児科、人工透析科などが閉鎖されています。がらんとした人工透析の治療室を見せて頂き、産科医など病院医の処遇改善や、社会保険病院の受け皿を決定し、安心して勤められる体制作りを実現してほしいとの要望を聞きました。
そこから、東京小平市へ。「国立精神・神経医療研究センター」で実施されている「うつ病認知行動療法に関する技術研修」を山口代表等とともに視察しました。今回の研修は定員60名のところ380名の応募があり、医師・臨床心理士・看護士など80名を受け入れています。隣の受講者とやり取りをしながらの研修を、私達も研修室の後方で視察させて頂きました。
そして、同センターの樋口輝彦総長、成人精神保健研究部 金吉春部長、駿河台大学堀越勝教授と意見交換をしました。CBT(認知行動療法)センター設立に向け、現在、準備室が作られています。今回の研修は「基本研修」であって、スーパービジョン(SV)という患者を観察しながらの実地指導が必要です。しかし、SV指導を行える人材が限られており、この点が大きな課題となっています。また、認知行動療法が保険適用になったとはいえ、医師が30分の治療を行うのは難しく、心理士などとのチーム医療に診療点数がつかなければ普及は難しいとのご意見も・・・。うつ病に悩む人々の要請に答えるためには、基本研修も、SVも飛躍的な拡充が急務であり、そのためには予算の確保が不可欠であると感じました。